扇精光グループ

水準測量

水準測量は事業の目的に応じて必要となる標高を求める測量です。地盤変動調査や道路・河川を新設・改良・改修する際の基準となる高さを求めます。要求される精度により1級~4級水準測量及び簡易水準測量に区分されます。厳密な水準測量では高低差を0.1mmまで求めます。現在は衛星測位を利用した水準測量も可能となり従来、困難であった地域や地形にも対応できるようになりました。

水準測量(レベル)

レベルと2本の標尺を用いて任意の地点の標高を求める測量です。レベルは気泡管レベル、自動レベル及び電子レベルの3つに分類され、近年では電子レベルが主流で器械が自動的に目盛を読み取り記録を行います。

水準測量(GNSS)

GNSS測量機による水準測量であり、レベルを用いた水準測量では多くの時間を要した山地部や、国が設置した水準点(既知点)の空白地域に効率的に設置することが可能となりました。近年、ジオイド・モデルの高精度化に伴い追加された測量方法であります。