当社は、平成30年7月11日から12日の2日間、県立大村工業高等学校で一般社団法人長崎県測量設計コンサルタンツ協会の会員として出前講座を開催いたしました。
本講座は今回で5年目の開催であり、今年は、建設工業科の1~3年生約120人を対象にTS(トータルステーション)や電子平板を用いた測量実習を実施いたしました。
実習は、複数班に分かれて実施し、自動レベルでの既知点間4鎖部の往復確認と電子レベルでの同一箇所の片側観測を行った後、観測結果を確認し、精度の違いを比較する作業を実施いたしました。
近年、建設業界では若手入職者の減少が進行し、現場での高齢化が進んでおります。今後もこの状況が続けば、世代交代による技術の継承が危ぶまれ、インフラ維持に支障をきたすため、若手技術者の確保・育成が喫緊の課題となっております。
当社は、産業の活性化と雇用の場の拡大のため、今後も出前講座等を通じて、県内の若手人材の育成に尽力して参ります。