扇精光コンサルタンツ株式会社は、このたび、複数の地方公共団体が共同して発行するグリーンボンドであるグリーン共同債(以下「本債券」という。)に投資したことをお知らせします。
「グリーンボンド」は、調達資金の使途が、気候変動への緩和及び適応等に資するグリーンプロジェクトに充てられる債券です。
本債券を発行するための枠組みである「グリーン共同発行市場公募地方債フレームワーク」に関し、国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)策定の「グリーンボンド原則2021」、及び環境省策定の「グリーンボンドガイドライン(2022年版)」への適合性について、外部評価機関からセカンド・パーティー・オピニオンを取得しています。
(セカンド・パーティー・オピニオン発行者:株式会社格付投資情報センター(R&I)、株式会社日本格付研究所(JCR))
今回の第1回グリーン共同発行市場公募地方債の発行による調達資金は、グリーン共同発行団体ごとに、公共施設等への省エネ性能の高い機器等導入事業、ごみ処理関係施設の整備事業、森林資源の保全・管理に資する事業、自然資源管理に関する人材育成拠点整備事業、緑化の推進事業、公営公共交通機関の車両等整備事業、電動車の普及拡大に関する事業、風水害対策事業、高潮・高波対策事業、土砂災害対策事業、気候変動に備えた農林水産業の研究開発事業、グリーンビルディングに関する事業に充当される予定です。
なお、本債券における全ての対象事業が「グリーン共同発行市場公募地方債フレームワーク」に基づき選定され、「グリーンボンド原則2021」及び「グリーンボンドガイドライン(2022年版)」に適合していることを株式会社格付投資情報センター(R&I)及び株式会社日本格付研究所(JCR)により確認されています。
引き続き、当社は、地域・社会や環境との共生、経済・企業との安定的な成長共有の観点から、本債券をはじめとしたESG領域における投融資を一層推進してまいります。